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ともにつくるケアノート— あなたらしさを支える訪問看護のかたち —

心不全で在宅生活を続けるには?訪問看護の役割と体重管理・緊急対応を解説

執筆:OUR訪問看護ステーション 看護・リハビリチーム / 監修:中田富久(認定作業療法士・OUR代表) / 最終更新:2026年5月14日

「退院できたのに、また入院してしまった」——心不全の方をご自宅で支えているご家族から、こんな声をよく聞きます。心不全は適切な管理ができれば自宅での生活を長く続けられる病気ですが、退院後6か月以内の再入院率が20〜30%と高く、体調の変化を早期に察知する仕組みが欠かせません。

この記事では、心不全の方が在宅生活を安定して続けるために知っておくべきこと、訪問看護師が行う具体的なケア、緊急時の対応について、宮崎市のOUR(アワー)訪問看護ステーションがわかりやすく解説します。

宮崎市全域、国富町、高岡町、綾町対応

“あなたらしい”在宅生活を、24時間・365日サポートします

☎ 0985-77-8266受付時間:9時〜17時

心不全の在宅ケアで最も大切なこと——「変化に気づく」体制

退院後が最も危険な時期

心不全の再入院の多くは、退院後1〜3か月以内に起きています。入院中は医師・看護師が毎日状態を確認していますが、在宅に戻ると観察の空白が生まれます。体重の急増(1日で1〜2kg以上)・息切れ・足のむくみといったサインを見逃さず、早期に対処することが再入院を防ぐカギです。

「体重は毎日計る」が心不全管理の基本

心不全では心臓のポンプ機能が低下し、体内に水分が溜まりやすくなります。この「水分貯留」が進むと、肺に水が溜まって息ができなくなる「急性増悪」を引き起こします。1日500gを超える体重増加が2〜3日続く場合は、主治医への連絡サインです。毎朝、起床後・トイレ後・食事前に同じ条件で体重を量る習慣が重要です。

訪問看護師が行う心不全ケアの具体的な内容

バイタルサインと体重の観察・記録

訪問のたびに血圧・脈拍・SpO2(酸素飽和度)・体重・呼吸状態・足のむくみを確認します。前回の訪問からの変化を記録し、主治医と共有します。「いつもより息が苦しそう」「足がパンパンにむくんでいる」という変化を早期に発見することで、軽症の段階で対処でき、救急搬送を防ぐことができます。

服薬管理——利尿剤・心臓の薬を正しく続けるために

心不全の治療薬(利尿剤・ACE阻害薬・β遮断薬・SGLT2阻害薬など)は毎日欠かさず服用することが重要です。しかし「薬の種類が多くて飲み忘れる」「副作用が心配で自己判断でやめてしまった」というケースも少なくありません。訪問看護師は服薬状況を確認し、飲み忘れ防止のための工夫(お薬カレンダー・一包化など)を提案します。

塩分・水分制限のサポート

心不全では塩分制限(1日6g未満が一般的な目安)と適切な水分管理が求められます。「何が食べられて何を控えるべきか」を具体的に伝えることで、ご家族が安心して食事を準備できるようサポートします。外食・市販食品の塩分確認など、実生活に即したアドバイスを行います。

急性増悪の早期発見と緊急対応

心不全は急速に悪化することがあります。「急に息ができない」「横になると息が苦しくて眠れない」「大量の冷や汗」といったサインは緊急のサインです。OURでは24時間・365日オンコール体制で対応しており、夜間・休日でも看護師がすぐに電話対応・緊急訪問します。「これは119番すべきか? 様子を見ていいか?」の判断もサポートします。

宮崎市全域、国富町、高岡町、綾町対応

“あなたらしい”在宅生活を、24時間・365日サポートします

☎ 0985-77-8266受付時間:9時〜17時

費用・保険の使い方

心不全と医療保険・介護保険

心不全の多くの方は65歳以上で介護保険の対象となります。ただし、「特別訪問看護指示書」が発行される急性増悪の時期には医療保険での訪問が優先される場合があります。OURでは保険適用の確認から手続きのサポートまで行いますので、保険の切り替えについてお気軽にご相談ください。

状況適用保険自己負担の目安
65歳以上・要介護認定あり(安定期)介護保険1〜3割(月6,000〜15,000円程度)
急性増悪時・特別訪問看護指示書あり医療保険(優先)2〜3割(高額療養費制度あり)
40〜64歳・特定疾病該当介護保険1割(高額介護サービス費あり)

※上記は目安です。個人の状況・所得・介護度によって異なります。

宮崎市でOURが心不全ケアで大切にしていること

主治医・ケアマネジャーとの密な連携

心不全管理で最も重要なのは「チームで動く」ことです。OURでは訪問のたびに観察内容を記録し、主治医に定期的に報告します。「体重が増えてきた」「息切れが強くなった」というサインを早期に共有することで、外来受診のタイミングや薬の調整を適切に行えます。

「急変を怖れない家族」を一緒につくる

「夜中に急に具合が悪くなったらどうすればいいか」という家族の不安は、実はとても多いです。OURでは訪問時に「こんなサインが出たら電話して」「このときは迷わず119番して」という具体的な行動基準を家族と一緒に確認します。不安を知識で減らし、在宅生活を長く、安心して続けられる体制をつくります。

よくある質問

心不全でも自宅で生活できますか?

適切な管理体制が整えば、多くの心不全の方が自宅で生活できます。訪問看護師による定期的な観察・服薬管理・緊急対応体制があることで、入院を防ぎながら在宅生活を続けることが可能です。

心不全の急性増悪はどのようなサインで気づけますか?

体重が2〜3日で2kg以上増加する、横になると息苦しくて眠れない(起坐呼吸)、足のむくみが急に強くなる、咳が続く・泡状の痰が出る——これらは急性増悪のサインです。このようなサインに気づいたら、すぐに主治医または訪問看護ステーションに連絡してください。

体重はどのタイミングで量れば正確ですか?

毎朝、起床後・排尿後・食事前に同じ条件で量ることが重要です。量るタイミングが変わると比較できないため、「毎朝起きたらすぐ体重計に乗る」というルーティンを作ることをおすすめします。記録ノートやスマートフォンのアプリで記録しておくと、変化に気づきやすくなります。

訪問看護は週に何回来てもらえますか?

介護保険の場合はケアプランの範囲内で、医療保険の場合は週3回(特定条件下ではそれ以上)が目安です。心不全の状態・安定度によって最適な訪問回数が変わります。状態が不安定な時期には多めに訪問し、安定したら訪問回数を見直すことも可能です。

宮崎市で心不全の在宅ケアに対応している訪問看護ステーションはありますか?

OUR訪問看護ステーションが対応しています。24時間・365日のオンコール体制で、夜間・休日の緊急訪問にも対応しています。心不全の体重管理・服薬管理・急性増悪の早期発見を在宅でサポートします。まずはお電話またはフォームからご相談ください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療・介護サービスの利用に関する判断はかかりつけ医やケアマネジャーにご相談ください。

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この記事を監修した人

OUR
TEAM

OUR訪問看護ステーション

看護・リハビリチーム

看護師7名・理学療法士1名・作業療法士3名 / 宮崎市

宮崎市を中心に24時間・365日の訪問看護を提供。在宅透析・人工呼吸器・CV管理などの高度医療処置から生活期リハビリまで対応。「あなたらしさをともにつくる」を理念に、認定作業療法士・中田富久が代表を務め、医師・ケアマネジャーと連携し利用者一人ひとりの在宅生活を支援している。帝人ファーマ「みんなの訪問看護アワード2026」大賞受賞。

まとめ

心不全の在宅生活を安定して続けるカギは、「変化を早期に発見し、早めに対処する」体制を整えることです。毎日の体重測定・服薬管理・塩分制限を訪問看護師がサポートし、急性増悪のサインを24時間体制でキャッチします。「また入院してしまった」と繰り返す前に、まずOUR訪問看護ステーションにご相談ください。宮崎市・国富町・高岡町・綾町エリアの方、お電話またはフォームからお気軽にどうぞ。

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