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ともにつくるケアノート— あなたらしさを支える訪問看護のかたち —

訪問看護を初めて使うときの流れ|申し込みから開始まで、手順と必要なものを解説

執筆:OUR訪問看護ステーション 看護・リハビリチーム / 監修:中田富久(認定作業療法士・OUR代表) / 最終更新:2026年5月13日

「訪問看護を使いたいけれど、どこに連絡すればいいか」「申し込みから実際に来てもらえるまで、どのくらいかかるか」「何を準備しておけばいいか」初めて訪問看護を利用しようとしている方から、こうした質問をよく受けます。

訪問看護は、知らないと「どこから始めればいいかわからない」と感じやすい仕組みです。しかし手順を知っておけば、思ったよりスムーズに動けます。この記事では、訪問看護を初めて使うときの流れを、ステップごとにわかりやすく解説します。宮崎市のOUR(アワー)訪問看護ステーションが、準備から開始まで丁寧にサポートします。

宮崎市全域、国富町、高岡町、綾町対応

“あなたらしい”在宅生活を、24時間・365日サポートします

☎ 0985-77-8266受付時間:9時〜17時

訪問看護を始めるまでの全体の流れ

4つのステップで始められる

訪問看護を開始するまでの流れは、大きく次の4ステップです。

STEP 1:相談・申し込み(ケアマネジャーまたはステーションへ連絡)

STEP 2:主治医が「訪問看護指示書」を発行

STEP 3:訪問看護ステーションとの契約・初回アセスメント訪問

STEP 4:訪問看護開始

状況が整っていれば、相談から1〜2週間以内に開始できることが多いです。入院中から準備を進めれば、退院当日から開始することも可能です。

STEP 1:まずどこに相談するか

介護保険を使う場合:担当ケアマネジャーへ

すでに要介護・要支援の認定を受けていて担当のケアマネジャーがいる場合は、まずケアマネジャーに「訪問看護を使いたい」と伝えましょう。ケアマネジャーがケアプランに訪問看護を組み込み、適切なステーションを紹介してくれます。

まだ介護認定を受けていない場合は、市区町村の介護保険窓口または地域包括支援センターに相談することで、認定申請の手続きをサポートしてもらえます。

医療保険を使う場合:ステーションや主治医へ直接相談

医療保険で訪問看護を使う場合(介護認定がない・特定の疾患がある等)は、訪問看護ステーションに直接連絡することができます。また、入院中の主治医や退院支援看護師・医療ソーシャルワーカーを通じて手配が進むことも多くあります。

退院が近い場合:入院中から動く

退院後すぐに訪問看護を使いたい場合は、退院前から動き始めることが大切です。病院の退院支援担当者(退院支援看護師・医療ソーシャルワーカー)に「自宅に帰った後、訪問看護を使いたい」と伝えると、退院前カンファレンスを通じて訪問看護ステーションへの引き継ぎを調整してもらえます。

OURでは退院前カンファレンスへの参加にも対応しており、退院当日から訪問を開始できるよう準備を整えます。

STEP 2:主治医の「訪問看護指示書」

訪問看護には医師の指示書が必要

訪問看護を開始するには、かかりつけ医や主治医が発行する「訪問看護指示書」が必要です。これは「この患者さんに訪問看護を行ってください」という医師からの指示を書面にしたものです。

指示書の発行を依頼するのは、利用者・家族・ケアマネジャー・訪問看護ステーションのいずれかが行います。多くの場合、ケアマネジャーやステーションが医師に連絡して手続きを進めてくれます。

指示書には有効期間(最長6か月)があり、期間が過ぎると更新が必要です。

急いで開始したいとき:「特別訪問看護指示書」

体の状態が急に悪化した場合など、緊急性が高い場合は「特別訪問看護指示書」が発行されることがあります。これにより、医療保険で月に14日間連続した訪問看護が可能になります。

STEP 3:契約と初回訪問(アセスメント)

契約の説明と書類の確認

ステーションのスタッフが自宅を訪問し、サービスの内容・料金・緊急時の対応などについて説明を行います。内容を確認した上で契約書にサインをしていただきます。

契約時に確認される主な内容は以下のとおりです。

– 利用するサービスの内容と目的 – 訪問の頻度・曜日・時間帯 – 料金と支払い方法 – 緊急時の連絡先と対応 – 個人情報の取り扱い

不明な点は遠慮なく質問してください。「後から変更できますか?」という質問も多く受けますが、訪問頻度や時間帯は状況に合わせて柔軟に変更できます。

初回アセスメント:今の状態を丁寧に確認する

契約と同日または別日に、担当の看護師が状態を詳しく確認する「アセスメント訪問」を行います。この訪問で、現在の健康状態・服薬内容・日常生活の様子・本人・家族の希望や不安などをお聞きし、個別の「訪問看護計画書」を作成します。

「何から話せばいいかわからない」という方でも大丈夫です。看護師が順番に確認しながら聞いていきます。

STEP 4:訪問看護スタート

最初の数回は「慣れる」期間

訪問看護が始まってすぐは、担当スタッフとの関係づくりの時間でもあります。「この人に任せて大丈夫か」「どこまで頼めるのか」が少しずつわかってきます。

「遠慮せずに頼んでほしい」というのがスタッフ側の本音です。「こんなこと頼んでいいのかな」と思うことも、まずは聞いてみてください。

状態に合わせて計画は変えられる

開始後も、体の状態・生活の変化に合わせて訪問の頻度・内容は随時見直すことができます。「もう少し来てほしい」「別の曜日に変えたい」という希望があれば、担当スタッフかケアマネジャーにお伝えください。

準備しておくと便利なもの

初回の訪問前に、以下を手元に用意しておくとスムーズです。

保険証(健康保険証・介護保険被保険者証) – お薬手帳(または現在飲んでいる薬の一覧) – かかりつけ医の診察券・連絡先介護保険の負担割合証(介護保険利用の場合) – 退院時サマリー(入院していた場合)

これらが揃っていなくても開始できますが、あると担当スタッフが状態を把握しやすくなります。

OURへの相談は電話・フォームどちらでも

OUR訪問看護ステーションへのご相談は、お電話(0985-77-8266、受付9〜17時)またはお問い合わせフォームから受け付けています。

「まだ決めていないが話を聞きたい」「費用の目安だけ知りたい」「急ぎで相談したい」など、どんな段階でも構いません。相談だけで費用は一切かかりません。宮崎市・国富町・高岡町・綾町エリアの方、まずはお気軽にご連絡ください。

よくある質問

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療・介護サービスの利用に関する個別の判断はかかりつけ医やケアマネジャーにご相談ください。制度の詳細は厚生労働省の公式情報をご確認ください。

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訪問看護を始めるには、①相談・申し込み→②主治医の指示書→③契約・アセスメント→④開始という4つのステップを踏みます。介護保険を使う場合はケアマネジャーへ、医療保険の場合はステーションや主治医へ直接相談することで手続きが始まります。退院が近い場合は入院中から動き始めることで、退院当日からスタートも可能です。「どこから始めればいいかわからない」という方も、まずOUR訪問看護ステーションへご連絡ください。

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この記事を監修した人

OUR
TEAM

OUR訪問看護ステーション

看護・リハビリチーム

看護師7名・理学療法士1名・作業療法士3名 / 宮崎市

宮崎市を中心に24時間・365日の訪問看護を提供。在宅透析・人工呼吸器・CV管理などの高度医療処置から生活期リハビリまで対応。「あなたらしさをともにつくる」を理念に、認定作業療法士・中田富久が代表を務め、医師・ケアマネジャーと連携し利用者一人ひとりの在宅生活を支援している。帝人ファーマ「みんなの訪問看護アワード2026」大賞受賞。

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