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ともにつくるケアノート— あなたらしさを支える訪問看護のかたち —

前立腺がん・膀胱がんの在宅療養|排泄ケア・ストーマ管理と訪問看護の役割

「前立腺がんの治療後に尿漏れが続いている」「膀胱がんでストーマをつくることになった。在宅でどうすればいいか」前立腺がん・膀胱がんの在宅療養では、排泄に関わるケアが中心的な課題になります。

泌尿器がんの在宅療養は、排泄トラブルや術後の管理が複雑なため専門的な支援が必要です。この記事では、前立腺がん・膀胱がんの代表的な在宅療養の課題と、訪問看護師が提供できるサポートを解説します。

宮崎市全域、国富町、高岡町、綾町対応

“あなたらしい”在宅生活を、24時間・365日サポートします

☎ 0985-77-8266受付時間:9時〜17時

前立腺がん術後の在宅療養

前立腺がんの主な治療(前立腺全摘除術)後、術後一定期間は尿失禁や性機能への影響が生じます。

術後尿失禁の在宅ケア

前立腺全摘後の尿失禁は多くの方に生じますが、適切なケアで改善が期待できます。

骨盤底筋訓練(ケーゲル体操):

  • 肛門・尿道をギュッと締める運動を1日数回繰り返す
  • 継続することで括約筋が強化され、尿失禁が改善することが多い
  • OURのOT・PTが在宅で指導します

尿取りパッドの管理:

  • 尿量・漏れ具合に合ったパッドを選択
  • 皮膚トラブル(かぶれ・発赤)の予防のためこまめな交換が必要
  • 訪問時に皮膚状態を確認します

放射線療法後の管理

放射線療法後は、排尿障害(頻尿・血尿・排尿痛)や直腸障害(下痢・血便)が生じることがあります。

  • 水分摂取量の管理(十分な水分で膀胱への刺激を軽減)
  • 血尿が続く場合は主治医への報告
  • 排尿日誌をつけて症状の変化を記録

ホルモン療法中の生活管理

前立腺がんのホルモン療法(アンドロゲン除去療法)では、骨粗しょう症・体重増加・心血管リスクが問題になります。

  • 定期的な骨密度測定の受診確認
  • 運動習慣の維持(骨への負荷をかける歩行・筋力訓練)
  • バイタル・体重の定期確認

膀胱がん術後の在宅療養(ストーマ管理)

膀胱全摘後には、腸の一部を利用して尿の出口(ストーマ、または新膀胱)をつくります。

ストーマ(尿路ストーマ)の在宅管理

装具の交換:

  • 尿路ストーマ(回腸導管・尿管皮膚瘻)の装具は2〜4日ごとの交換が一般的
  • 皮膚保護剤・バリアフィルムの使用でスキントラブルを予防
  • 訪問看護師が装具交換の手技を指導・実施します

ストーマ周囲皮膚のケア:

  • 装具のはがれ・ずれ・漏れは皮膚への刺激になる
  • 発赤・びらん・感染の早期発見が重要
  • 皮膚のトラブルは主治医または皮膚・排泄ケア認定看護師へ相談

夜間の管理:

  • 夜間は蓄尿袋(ナイトバッグ)を接続することで、睡眠の妨げを防ぐ

新膀胱(自然排尿型)の管理

自然排尿型(新膀胱)の場合、定時間隔での排尿訓練・腹圧をかけた排尿練習が必要です。残尿が多い場合は間欠的自己導尿を行います。


OURによる泌尿器がん在宅ケアの支援体制

泌尿器がんの術後ケアはストーマ管理・排尿管理・性機能面でのサポートと、医療的専門性が高い分野です。OURLの看護師はストーマ(人工肛門・人工膀胱)のケア技術を持ち、術後早期からの自己管理指導に対応します。

疼痛管理・倦怠感のケア・精神的サポートも含め、主治医・泌尿器科専門医と連携しながら在宅療養を支えます。24時間のオンコールで緊急時にも対応します。

泌尿器がん術後の疼痛管理と緩和ケア

前立腺がん・膀胱がん術後の疼痛は、手術創の痛みに加えてがんの再発・転移に伴う疼痛管理も重要です。OURの看護師は疼痛の強さ・性質・タイミングを評価し、主治医の指示のもとで鎮痛薬の管理を行います。

「我慢しなければいけない」という思い込みを持つ方も多いですが、適切な疼痛コントロールがQOLと治療継続に直結します。痛みの変化があればすぐにOURにご相談ください。

OUR訪問看護ステーションによるサポート体制

OURは泌尿器がん術後の在宅ケアに対応しています。ストーマ管理・カテーテル管理・疼痛ケア・精神的サポートを一体的に提供します。

24時間のオンコール体制で、ストーマトラブル・尿もれ・疼痛急変などの緊急対応も行います。宮崎市・国富町・綾町・高岡町エリアで対応可能です。ご相談はOURまで。

よくある質問

ストーマがあると入浴できますか?

はい。ストーマがあっても入浴は可能です。装具を外したまま湯船につかることもできます(皮膚の状態に応じて判断)。入浴前に装具を交換するルーティンを作ると管理しやすくなります。

外出・旅行はできますか?

ストーマがあっても外出・旅行は可能です。予備の装具を多めに持参する・宿泊先でのゴミ処理について事前確認しておくなどの準備が必要です。OURでは外出の準備・不安の解消を訪問時にサポートします。

尿失禁パッドの費用は介護保険でカバーされますか?

尿失禁パッド(軽度失禁用)は基本的に介護保険の給付対象外ですが、自治体によっては「特定福祉用具購入費」として一部補助が受けられる場合があります。また市区町村の障害福祉サービスとして支給される場合もあります。ケアマネジャーにご相談ください。


ストーマ(人工肛門・人工膀胱)の管理は自分でできるようになりますか?

多くの方が退院後に自己管理を習得されます。OURの看護師が自宅でのセルフケアを丁寧に指導します。最初は難しく感じても、繰り返し練習することで自信がつきます。

ストーマの装具交換はどのくらいの頻度でしますか?

装具の種類・皮膚の状態・排泄量によって異なりますが、一般的に2〜4日に1回が目安です。OURが状態を見ながら最適な交換頻度を指導します。

前立腺がん術後の尿失禁はいつまで続きますか?

術後数週間〜数ヶ月で改善することが多いですが、個人差があります。OURの看護師が骨盤底筋トレーニング・パッドの選び方・スキンケアを指導します。

まとめ:泌尿器がんの在宅療養は「排泄ケア」の専門支援が鍵

  • 前立腺がん術後は骨盤底筋訓練・皮膚ケア・ホルモン療法の副作用管理が重要
  • 膀胱全摘後のストーマ管理は装具交換・皮膚ケア・夜間管理がポイント
  • OURでは訪問看護師がストーマ指導・排泄支援・皮膚観察を担当
  • 術後の不安は「まず相談する」ことで解決の糸口が見えてくる

今日できる一歩:退院支援担当者またはケアマネジャーに「在宅でのストーマ管理・排泄ケアをサポートしてもらいたい」と伝えてください。


宮崎市全域、国富町、高岡町、綾町対応

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この記事を監修した人

OUR
TEAM

OUR訪問看護ステーション

看護・リハビリチーム

看護師7名・理学療法士1名・作業療法士3名 / 宮崎市

宮崎市を中心に24時間・365日の訪問看護を提供。在宅透析・人工呼吸器・CV管理などの高度医療処置から生活期リハビリまで対応。「あなたらしさをともにつくる」を理念に、認定作業療法士・中田富久が代表を務め、医師・ケアマネジャーと連携し利用者一人ひとりの在宅生活を支援している。帝人ファーマ「みんなの訪問看護アワード2026」大賞受賞。