
「在宅医を探したい」「訪問診療とかかりつけ医の往診は違うの?」「訪問看護はあるが在宅医が見つからない」。宮崎市内でこうした相談が増えています。
在宅医(訪問診療医)は、定期的に自宅を訪問して診察・処方・検査を行う医師です。訪問看護と組み合わせることで、入院せずに自宅で医療を継続できます。この記事では、宮崎市での在宅医の探し方・訪問看護との役割分担・切り替えのタイミングをOURの訪問看護師が解説します。
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在宅医(訪問診療)とは何か。往診との違い
在宅医(訪問診療医)とは、あらかじめ計画を立てて定期的に自宅を訪問し、診察・処方・検査・処置を行う医師のことです。通院が困難になった方が継続して医療を受けるための仕組みです。
訪問診療と往診の違い
| 項目 | 訪問診療 | 往診 |
|---|---|---|
| スケジュール | 定期的(週1回・月2回など計画的) | 急病時にスポットで依頼 |
| 計画性 | あり(診療計画書に基づく) | なし(その都度対応) |
| 主な保険 | 在宅患者訪問診療料(医療保険) | 往診料(医療保険) |
| 対象 | 通院困難な方の定期管理 | 既存患者への緊急対応 |
「往診してもらった」という場合、多くは「訪問診療」を指しています。在宅生活の継続には「定期的に来てくれる主治医(訪問診療)」を確保することが土台になります。
在宅医が対応できること
- 診察・処方(内服薬・医療用麻薬・点滴を含む)
- 採血・尿検査・心電図などの検査
- 褥瘡処置・カテーテル管理・経管栄養管理
- 看取り(自宅での最期のサポート)
- 訪問看護指示書の発行(訪問看護を使うために必要な書類)
宮崎市で在宅医を探す4つの方法
① 地域包括支援センターに相談する
65歳以上の方の在宅医探しは地域包括支援センターが窓口です。市内で在宅医療を行うクリニックの情報を持っており、状態に応じた紹介を受けられます。宮崎市の地域包括支援センターは市内各地区に設置されています(宮崎市の公式ウェブサイトまたは市役所介護保険課で確認できます)。
② ケアマネジャーに相談する
要介護・要支援認定を受けている場合、ケアマネジャーが地域の在宅医を紹介してくれます。ケアマネジャーは日常的に地域の医療機関と連携しており、現在の状態・疾患に合った在宅医を選ぶのに最も適した立場にいます。
③ 現在の主治医に確認する
通院中の主治医が「在宅診療もしてくれるか」を確認するのが最も自然な第一歩です。外来と在宅診療を両立しているクリニックは増えており、継続して同じ医師に診てもらえる場合があります。
④ 訪問看護ステーションに相談する
OURのような訪問看護ステーションは、地域の在宅医との連携実績が多数あります。「訪問看護だけ先に始めて在宅医も一緒に探したい」という相談にも対応しており、状態に合った在宅医への橋渡しができます。
在宅医と訪問看護師の役割分担
在宅での医療は在宅医と訪問看護師がチームで支えます。
| 役割 | 在宅医(訪問診療医) | 訪問看護師 |
|---|---|---|
| 訪問頻度 | 月2〜4回(定期) | 週1〜3回(状態に応じて調整) |
| 主な役割 | 診察・処方・検査・処置 | 観察・ケア・処置補助・服薬管理 |
| 指示関係 | 訪問看護指示書を発行 | 指示書のもとで動く |
| 緊急時 | 往診・電話対応 | 24時間オンコール・初動対応 |
在宅医が来るのは月2〜4回が標準です。それ以外の日の状態観察・急変時の初動・家族指導を担うのが訪問看護師です。在宅医と訪問看護師はセットで機能します。
訪問看護師が在宅医との連携でできること
- 毎回の訪問時に状態を記録し、在宅医に定期報告
- 「熱が出た」「意識がぼんやりする」など急変時の初動対応と在宅医への連絡
- 医療用麻薬の管理・服薬確認・副作用観察
- 点滴・カテーテル管理などの医療処置補助
- 状態変化から「今すぐ往診が必要か」の判断をサポート
在宅医療に切り替えるタイミング
以下のような状況になったら、在宅医療への移行を検討する時期です。
- 通院が身体的につらくなってきた(高齢・麻痺・体力低下)
- 退院後に外来通院が困難な状態が続いている
- 在宅での看取りを考え始めた
- 人工呼吸器・透析後管理・カテーテルなどの医療処置が在宅で必要になった
- 認知症が進行し、待合室での待機や移動が難しくなった
「もう少し悪くなったら在宅医にしよう」と待っていると、緊急入院→退院後に慌てて探すことになります。通院がつらいと感じた段階で相談を始めることをお勧めします。
訪問看護師ができること
OURは以下のサポートを提供しています。
在宅医との橋渡し
宮崎市内の在宅医療を行うクリニック・医師との連携実績があります。現在の状態・疾患・家族の状況に応じた在宅医へのご紹介をサポートします。「どこに相談すればいいかわからない」という段階から対応しています。
日常的な医療チームとしての連携
在宅医が来ない日の状態観察・急変時の初動対応・医師への報告を24時間体制で担います。在宅医と訪問看護師が連携することで、入院に頼らない在宅生活が継続できます。
看取りまでの一貫したサポート
在宅医と連携して、終末期・自宅での看取りまで継続してサポートします。「最期は自宅で」という希望を実現するための医療チームとして動きます。
よくある質問
在宅医と訪問看護師は別々に探さなければいけませんか?
多くの場合、どちらかに相談すれば一緒に調整してもらえます。OURに相談いただければ、在宅医とのマッチングから連携調整まで一括でサポートします。
宮崎市内で在宅医療に対応しているクリニックを教えてもらえますか?
特定のクリニック名を直接お伝えすることはできませんが、地域包括支援センター・ケアマネジャー・OURへの相談を通じて、現在の状態に合った在宅医を探すことができます。
在宅医と訪問看護、費用はそれぞれどうなりますか?
在宅医(訪問診療)は医療保険の適用で自己負担1〜3割です。訪問看護は疾患・状態によって医療保険または介護保険が適用されます。詳細は主治医・ケアマネジャーに確認してください。
現在の主治医に「在宅診療はできない」と言われました。どうすればいいですか?
在宅診療に対応していないクリニックでも、別の在宅医への紹介状を書いてもらえます。また、地域包括支援センター・OURに相談して在宅医を探すことも可能です。
宮崎市で在宅医・訪問診療と連携した訪問看護に対応していますか?
はい。OURは宮崎市内の在宅医・在宅診療クリニックとの連携実績があります。在宅医探しのサポートから日常的な医療チームとしての連携まで対応しています。宮崎市全域・国富町・高岡町・綾町に対応しています。
まとめ
- 在宅医(訪問診療)は定期的に自宅を訪問する医師。往診とは異なる計画的な医療体制
- 宮崎市での在宅医の探し方:地域包括支援センター・ケアマネジャー・訪問看護ステーションへの相談
- 在宅医と訪問看護師はセットで機能する。在宅医が来ない日の状態管理を訪問看護師が担う
- 通院がつらいと感じた段階で相談を始めることが在宅生活継続のカギ
- OURは在宅医との橋渡し・日常的な連携・看取りまでの一貫したサポートを提供している
参考文献一覧
- 厚生労働省「在宅医療の推進について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000061944.html
- 厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html
この記事を監修した人
宮崎市全域、国富町、高岡町、綾町対応
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