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ともにつくるケアノート— あなたらしさを支える訪問看護のかたち —

「長生きしてほしい」を行動に。敬老の日に見直す、高齢の親の健康を守るために家族ができること

9月になると、ふと高齢の親のことが気になります。最後に会ったのはいつだろう、ちゃんと食べているだろうか、一人で大丈夫だろうか。そんな気持ちを抱えている方は、きっと多いはずです。

「長生きしてほしい」という気持ちは誰もが持っていますが、何をすれば親の健康を支えられるのか、具体的にはわからないことも多いものです。

この記事では、敬老の日をきっかけに見直したい「高齢の親の健康を守るために家族ができること」を、宮崎市で在宅医療を支えるOUR(アワー)訪問看護ステーションが、専門的な知識と現場の経験をもとにお伝えします。

宮崎市全域、国富町、高岡町、綾町対応

“あなたらしい”在宅生活を、24時間・365日サポートします

☎ 0985-77-8266受付時間:9時〜17時

高齢の親の健康を守るために、家族ができる5つのこと

「何かしてあげたい」という気持ちは大切ですが、何から手をつければいいかわからないことも多いものです。専門家の視点から見ると、家族が日常的にできることは、実はそれほど難しくありません。

①受診・服薬の状況を確認する

かかりつけ医に定期的に通えているか、処方された薬をきちんと飲めているかを確認することは、健康管理の基本中の基本です。

「ちゃんと病院に行ってる?」「薬は飲んでる?」一言聞くだけでいいのです。電話でもLINEでも構いません。「行ってる」「飲んでる」という返答でも、会話を続けることで「最近少し頭が痛い」「血圧が高めと言われた」といった情報が出てくることがあります。

薬の飲み忘れが多い場合は、1週間分を曜日別に分けられるピルケースの使用や、アラームの設定が有効です。訪問看護師が服薬管理を定期的にサポートすることもできます。

②食事と水分の様子を把握する

「ちゃんと食べているか」「水を飲んでいるか」は、高齢者の体調を左右する大きな要素です。特に夏から秋にかけては脱水が続きやすく、気づかないうちに体重が落ちていることがあります。

次に会ったとき、または電話のときに「最近ご飯はどう?食欲ある?」と聞いてみましょう。「あまり食べていない」「水を飲むのが面倒」という返答があれば、一緒に対策を考える機会です。

体重が1か月で2kg以上減っている場合は、かかりつけ医への相談をお勧めします。

③転倒・安全の確認をする

高齢者にとって転倒は、骨折→入院→体力低下という負の連鎖の入口になることがあります。自宅の中での転倒は、適切な環境整備で大幅に減らすことができます。

次回の帰省や訪問のときに確認したいポイント:

  • 廊下・トイレ・浴室に手すりはあるか
  • 段差や滑りやすい敷物(ラグ・マット)がないか
  • 夜中にトイレへ行くときの明かりは足りているか
  • 「最近転んだことがある」と言っていないか

住宅改修への介護保険の活用(上限20万円・1〜3割負担)についても、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談できます。

④社会参加・人とのつながりを支える

一人で家にこもりがちになると、身体機能と認知機能の両方が衰えやすくなります。友人との交流・地域の集まり・趣味のサークルへの参加は、健康を保つ上で薬と同じくらい大切なものです。

「最近どこかに行った?」「○○さんと会ってる?」と、交流の様子を定期的に聞くことから始めましょう。「どこにも行っていない」という状態が続いているなら、地域の通いの場(サロン・体操教室)やデイサービスの利用を検討するきっかけになります。

⑤将来のことを、今のうちに少し話しておく

「まだ元気なのに縁起でもない」と思われるかもしれません。でも、「もし介護が必要になったとき、どうしたいか」「自宅で過ごしたいか、施設を希望するか」「延命措置についての考えは」こうした話を事前にしておくことは、いざというときの家族の迷いをなくし、本人の意思を尊重した選択につながります。

敬老の日のような節目のタイミングは、日常の中でこうした話を切り出しやすい機会でもあります。「もしものときのために、少し話しておきたいんだけど」という言葉から始めてみてください。


「何かしてあげたいけど、何をすればいいかわからない」という方へ

家族だけで親の健康を支えることには、限界があります。遠くに住んでいる、仕事で忙しい、何が正解かわからない。そうした状況の中で一人で抱え込まなくていいように、専門家の力を借りる選択肢があります。

地域包括支援センターへの相談

「まだ介護が必要というほどではないが、少し心配」という段階から相談できるのが地域包括支援センターです。無料で相談でき、介護保険の申請・地域のサービス・医療との連携について教えてもらえます。「こんなことで相談してもいいのか」という遠慮は不要です。

訪問看護の早期活用

「病気があって医療処置が必要な状態」でなくても、健康状態の見守りや体調確認のために訪問看護を活用することができます。「主治医から訪問看護の指示書を出してもらえれば、体の様子を定期的に確認しに行ける」——OURにそう相談してくださる家族が、近年増えています。


OURの訪問看護師ができること|家族の代わりに、日常的に寄り添う存在

「長生きしてほしい」という家族の思いを、毎日の訪問という形でつないでいるのが訪問看護師です。OURが実際に日々行っていることをお伝えします。

体の変化を継続的に見る 血圧・体温・脈・SpO2を毎回測定し、「先週より血圧が高い」「体重が1kg落ちた」という小さな変化を記録します。一人暮らしの方でも、週1〜2回の訪問で見守りの目が入ります。

薬を正しく飲めているか確認する 残薬を確認し、飲み忘れがあれば家族や主治医に伝えます。薬の種類が多い方には、服薬カレンダーや仕切りケースの使い方も指導します。

転倒・生活の安全を確認する 室内の危険な場所・体の動きの変化・認知機能の変化を観察し、「そろそろ手すりをつけたほうがいい」「転倒のリスクが上がっている」という情報を家族やケアマネジャーと共有します。

家族の不安に答える 「最近こんな様子が気になる」「受診すべきか判断できない」家族からの電話相談にも対応します。OURは24時間オンコール体制で、深夜・休日でも連絡できます。

OURには看護師だけでなく、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)も在籍しており、体力低下・転倒予防・日常動作のリハビリも一緒に対応できます。


よくあるご質問

訪問看護は、病気がなくても使えますか?

主治医が必要と判断した場合に利用できます。「体の見守りをしてほしい」「服薬管理を手伝ってほしい」という目的でも、医師の指示書があれば訪問看護を使うことが可能です。まずはかかりつけ医またはOURに相談してみてください。

親は「大丈夫」と言って手を借りることを嫌がります

「自分はまだ元気」という気持ちを大切にしながら、「体のチェックをしに来てくれる人」として訪問看護師を紹介することで、抵抗感が和らぐことがあります。最初から「介護サービス」と伝えるより、「体の専門家に見てもらう」という言い方のほうが受け入れてもらいやすいケースが多いです。

費用はどのくらいかかりますか?

介護保険を利用している場合、自己負担は1〜3割です。65歳以上で要支援・要介護認定を受けていれば介護保険が基本となります。認定を受けていない場合でも、主治医の判断によっては医療保険での利用が可能です。詳しくはOURまたは担当ケアマネジャーにお問い合わせください。

遠くに住んでいますが、宮崎の親のためにOURに相談できますか?

はい。家族が遠方にいる場合でも、電話やメールでの相談に対応しています。「宮崎に一人で暮らしている親が心配」という相談は多く寄せられており、状況をお聞きしたうえで適切な相談窓口や対応をご案内します。

一人暮らしの親が心配です。何かあったときに気づいてもらえますか?

OURでは毎回の訪問時に体の状態を確認するほか、異常があれば即座に家族と主治医に連絡します。24時間のオンコール体制もあり、利用者が急変した際の緊急連絡・受診調整にも対応します。定期的な訪問と24時間の電話対応が、一人暮らしの見守りの土台になります。


OUR訪問看護ステーションによるサポート体制

OUR訪問看護ステーション(宮崎市)では、看護師・PT・OTが連携してご自宅でのケアを提供します。全スタッフが厚生労働省の精神保健研修を修了しており、身体疾患から精神疾患まで幅広い対応が可能です。24時間のオンコール体制を整え、夜間・休日でも緊急対応します。

「どんな状態でもまず相談」というスタンスで、宮崎市・国富町・綾町・高岡町エリアに対応しています。ご相談はお電話(0985-77-8266)またはウェブフォームからどうぞ。

よくある質問

OUR訪問看護ステーションはどんな方が利用できますか?

宮崎市・国富町・高岡町・綾町にお住まいで、主治医が訪問看護を必要と判断した方が対象です。年齢・疾患の種類を問わず、小児から高齢者まで幅広く対応しています。

訪問看護の費用はどのくらいかかりますか?

利用する保険・訪問回数・時間・疾患によって異なります。介護保険の場合は要介護度による区分支給限度基準額内で自己負担1〜3割、医療保険の場合も1〜3割です。詳細はOURにお問い合わせください。

夜間・休日に状態が悪化した場合の連絡先はどこですか?

OURでは24時間・365日のオンコール体制を整えており、夜間・休日でも電話(0985-77-8266)でご相談いただけます。状況によって電話指示または緊急訪問で対応します。

訪問看護師と主治医はどのように連携していますか?

訪問看護師は主治医の訪問看護指示書に基づいて動きます。毎月の報告書を主治医に提出し、状態変化があれば随時連絡します。OURは宮崎市内の多くの医療機関と連携実績があります。

見学や相談だけでも来てもらえますか?

はい、相談だけでも歓迎です。お電話(0985-77-8266)またはウェブのお問い合わせフォームからご連絡ください。担当者が状況をお聞きし、適切なサービスについてご提案します。相談だけで費用は発生しません。

OURのスタッフはどんな専門性を持っていますか?

OURの看護師は精神科病院での長年の臨床経験を持ち、全員が厚生労働省の精神保健研修を修了しています。代表の中田富久は認定作業療法士の資格を持ちます。PT・OTも在籍しており、複雑な疾患・医療的ニーズにも対応できるチームです。

まとめ

  • 親の健康を守るために家族ができることは、確認・把握・環境整備・つながりの維持・将来の話し合いの5つ
  • 「心配だけど何をすればいいかわからない」ときは、地域包括支援センターや訪問看護への相談が最初の一歩
  • 訪問看護師は体の見守り・薬の管理・転倒予防・家族への報告まで、生活に寄り添う形でサポートする
  • 「病気がないと使えない」「まだ早い」と思わず、気になったときが相談のタイミング
  • 敬老の日は、将来のことを少し話すきっかけにする絶好の機会

今日できる一歩:親に「最近どう?」と電話をかけてみてください。そして「心配なことがあったら、OUR(0985-77-8266)に気軽に相談してください」とお伝えください。

宮崎市全域、国富町、高岡町、綾町対応

“あなたらしい”在宅生活を、24時間・365日サポートします

☎ 0985-77-8266受付時間:9時〜17時

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この記事を監修した人

OUR
TEAM

OUR訪問看護ステーション

看護・リハビリチーム

看護師7名・理学療法士1名・作業療法士3名 / 宮崎市

宮崎市を中心に24時間・365日の訪問看護を提供。在宅透析・人工呼吸器・CV管理などの高度医療処置から生活期リハビリまで対応。「あなたらしさをともにつくる」を理念に、認定作業療法士・中田富久が代表を務め、医師・ケアマネジャーと連携し利用者一人ひとりの在宅生活を支援している。帝人ファーマ「みんなの訪問看護アワード2026」大賞受賞。